十月十日、待ちに待ち、やっと会えた待望のわが子!
感動の後にやってくる”寝ない!”という現実。
私も第一子出産時はあまりの睡眠時間の少なさに産後うつ手前にまでなりました。
結論、新生児でもできる、やさしいネントレ方法はあります!
低月齢でも習慣を継続していけば、一日の生活リズムが身につきます。
・ネントレって放置するっていうけど新生児にするのは不安
・新生児っていうけど、実際いつからできるの?
そんな声もあると思います。
第二子は、新生児からのやさしいネントレをして、生後3カ月で寝かしつけゼロになりました。
実際我が家が行った方法をまとめます。
新生児のネントレ(準備編)
安全な寝床を整える
- 赤ちゃんが寝るスペースには何も置かない(掛け布団、枕、おもちゃなどNG)
- マットレスは硬いものを(アイロン台くらいの硬さがよい)
- 親の添い寝の場合は別のマットレスを並べて眠る(親の体や、掛け布団で窒息する恐れがあるため)
- 寝るのは、敷布団を床に敷く方法か、ベビーベッドで!
- (大人用のベッドは転落の危険がありNG)
赤ちゃんにとって一番安全な寝床はベビーベッドといわれています。悲しい事故を防ぐためにも、ネントレする人もしない人も、安全な寝床を整えましょう。
昼は明るく、夜は完全遮光
生後3カ月前後までの、昼夜の区別がついていない赤ちゃんは、昼間は明るくして寝かせてあげましょう。
昼は明るくすることで、「昼は活動、夜は休息」という地球の生活リズムを教えるためです。
夜は、完全遮光して、あらゆる光を防ぎましょう。
見落としがちな光として
- ドアのスキマからの光
- 家電のランプ
- カーテンのスキマからの光
などがあります。
別の記事に対策をまとめているので参考にしてみてください。
スワドルを着せる
新生児から使えるスワドルを着せてあげましょう。
スワドルとは、新生児のモロー反射を防ぎ、不快からの覚醒を防止するアイテムです。
おくるみでくるむ方法もありますが、赤ちゃんが動くとほどけてくる可能性があるため、夜に長時間使うのには安全とはいえません。
専用のグッズがあるためぜひ取り入れて見てください。
ねんねルーティンを意識する
ねんねルーティンとは、赤ちゃんが寝付く前に行うルーティンのことです。
毎日同じことを行ってから寝るということを繰り返します。
すると「これが終わればねんねだ!」と赤ちゃんも理解してくれるようになり、寝付きがスムーズになります。
我が家の新生児期のねんねルーティンは
- スワドルを着せる
- 授乳する
- きらきら星を歌う(1番のみ)
- 「大好きだよ、おやすみ」と伝える
- ベッドに置く
という流れでした。
毎日行うものなので、低月齢のうちはシンプルなものがいいと思います。
室温、湿度、着せるものに注意する
冬は20度前後
夏は24度前後
を意識して、エアコンを調整しましょう。
湿度は40~60%がいいとされています。
3カ月以上の赤ちゃんは、大人より暑がりなため、大人の衣類-1枚を目安と言われています。
しかし、3カ月未満の赤ちゃんはまた違ってきます。
新生児期~1カ月の赤ちゃんは大人+1枚
2~3カ月の赤ちゃんは、大人と同じ枚数
の衣類を着せてあげてください。
あくまで目安なので、赤ちゃんの状態を観察して、身体が冷たい、暑いと感じたら、調整してください。
活動限界時間を知る(起きれば起きるほど寝ない!)
起きている時間が長ければよく寝るんじゃないの?
と思いがちですが、反対です!
大人でも、「夜更かししすぎて目が冴えてしまった」ということはありませんか?
赤ちゃんでもその状態になるのです。
新生児~1カ月:約40分
1~2カ月:約40分~1時間
2~3カ月:約1時間~1時間20分
4~5カ月:約1時間20分~1時間30分
6~8カ月:約2時間~2時間30分
9カ月:約2時間30分~3時間
10カ月~1歳2カ月:約3時間30分~4時間
上記が活動限界時間の目安です。
目をこすったり、顔をすりつけてきたり、あくびをしたりすることは眠い!のサインなので、サインを注意してみてみましょう。
新生児のやさしいネントレ方法(基本編)
ネントレは夜の睡眠から
人間が一番眠りやすい時間であるのが夜です。
夜の睡眠からネントレを取り入れましょう。
昼寝は赤ちゃんにとっても難易度が高いです。
まだ授乳寝落ちは当たり前
新生児は授乳するとすぐ眠くなって寝てしまいます。
授乳してそのまま寝落ちをしても何も問題はありません。
「なにがなんでも授乳寝落ちはだめ!」とネントレを焦ってしまうと、心も身体も疲れてしまいますよ。
新生児のやさしいネントレ法(実践編)
余裕のある日に半寝落ち置きにトライ
心の余裕がある時に、「まだ寝てはなさそうだな…」というタイミングでベッドに置いてみることにチャレンジしてみてください。
はじめのうちは赤ちゃんがびっくりして泣いてしまうと思います。
ベッドに置いて泣いたらすぐ抱き上げずトントンする
ベッドに半寝落ちで寝かせたら、高確率で赤ちゃんは泣き出してしまいます。
抱き上げてあやしてあげたい気持ちをぐっとこらえて、トントンしてあげてください。
「シーっ」と、ささやき声を出してみるのも効果的です。
ホワイトノイズのように、胎内の音と似ているため、赤ちゃんをあやす効果があります。
- 泣いたらトントン
- 1分しても泣き止まなければ抱っこしてあやす
- 抱っこで泣きが落ち着いてきたらまたベッドにおろす
- 泣いたら1分トントン
これを1時間を目安に繰り返します。
心に余裕が少ない!という日は3回ほど繰り返すだけでもいいです。
生後6カ月以降のネントレと違い、同じ部屋にいて見守る。ということがポイントです。
夜間授乳時の対応
空腹で赤ちゃんが起きたら焦ってすぐに授乳せずに、1分くらい様子を見てみてください。
「寝言泣き」といって、寝言で泣いているということもあるからです。
様子を見ても泣き止まないときは授乳してあげましょう。
- 皮膚が荒れているとき
- 大のとき
- 衣服が濡れているとき
以外は、基本変えなくても大丈夫です。
夜中に起きた時のネントレは、難易度が高いので、はじめは行わなくても大丈夫です。
私が第二子が産まれたときに実践した新生児からのやさしいネントレをまとめました。
新生児はまだまだ地球のリズムになれていなくて、昼夜逆転していることも珍しくありません。
全然ネントレできない!と焦る必要はまったくないです。
新生児からネントレしていなかったとしても、いつからでもネントレはできます。
焦りすぎて、貴重な新生児期を堪能できなかったら悲しいですよね。
赤ちゃんが寝ているときは一緒に眠って、自分も健康で、新生児育児を楽しんでください。
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