・なかなか赤ちゃんが寝てくれなくてネントレを考えている。
・でも、ネントレって愛着形成に問題が出るって聞くし、不安。
・ネントレってギャン泣き放置って聞くけど安全は問題ないの?
そんな疑問があることでしょう。
結論、ネントレをしても愛情不足に育つことはなく、むしろたくさん寝ることで情緒豊かに育ちます。
また、安全な寝床を整えることで親も安心して眠ることができます。
わたしも2人の子どもをネントレして育てましたが、2人とも日中はとても活発に動いています。
サイレントベビーになることもなく、立派に後追いベビーでした。
安全性についてもたくさん調べ、安全なグッズをそろえて実践。
親子でぐっすりが叶うネントレですが、注意点もあるので、購入品と併せてまとめました。
安全にネントレするために購入したもの
ベビーベッド
ネントレするためにはある程度赤ちゃんを放置(別室で見守る)時間が必要です。
安全な寝床を整えてあげることで親は安心してネントレを進めることができます。
ベビーベッドは赤ちゃんにとって一番安全な寝床といわれています。
我が家はこのベビーベッドを購入しました!
このベッドにした決め手は
- 下にルンバが通る
- 横桟がない
- 2段階に高さが調節できる
- 120×70cmの標準タイプで大きくなっても使える
横桟があると子どもが大きくなって立てるようになると桟に足をかけてのぼってしまい、転落の危険があります。
長く使え、安全でルンバファーストなこのベッドにいきつきました!
ホワイトノイズ
生活音を遮断する効果があり、一つ持っておくと便利です。
自分たちも忍者のように音に配慮して生活する必要がなくなります。
- YOUTUBEで同じような物があるけどそれじゃだめ?
という方もいると思いますが、ホワイトノイズは一晩中つけていた方が効果があるため、専用の機器があった方が便利です。
色切り替え機能付き授乳ライト
ホワイトノイズにライトがついているものもありますが、わたしは別に購入しました。
授乳のたびにホワイトノイズを近づけると、聴力に影響が出るのでは?と考えたからです。
また、赤色の光が切り替える色にあるといいと思います。
赤色の光は覚醒しにくいためです。
自分の枕元に置き、授乳に起きたらさっと使えて便利です。
遮光シート
ネントレには完全遮光、寝る場所は真っ暗にする!が大鉄則です。
様々なタイプの遮光シートがありますが、テープで貼り付けるタイプは遮光テープで四方をすべて貼るだけ!かんたん!お手軽!
遮光テープ
遮光シートを貼るだけでなく、ドアからの光のスキマ漏れにも効果的です。
ベビーモニター
ネントレはある程度赤ちゃんを放置して見守る時間が必要です。
モニターがあれば別室にいても赤ちゃんの様子がわかるので安心してネントレを進められます。
スワドルアップ
新生児期~寝返り前まで使えるスワドル。
赤ちゃんをおくるみに入れることでモロー反射で起きてしまうのを防ぎます。
赤ちゃんの不快を取り除くので、長時間寝てくれます。
スワドルもいろいろな商品がありますが、国際股関節異形成協会の承認を受けており、股関節脱臼に配慮されたものを選びました。
また、寝返りをしだしたらおくるみは使用できません。腕を取り外せて、卒業後はスリーパーのように使えるタイプだと長く使えます。
スリーパー
こちらは寝返り後から使い始めました。
安全にネントレをするためには、ベッドの中には掛け布団もNGです。
スリーパーは、赤ちゃんにとっての着る毛布になります。
- 冬はさすがに寒そう…
と思うでしょう。
足先まで覆っている寝袋タイプで、エアコンと併用して真冬も乗り越えました。
ネントレの注意点
安全な寝床を整える
- ベビーベッドが赤ちゃんにとって最も安全な寝床
- ベビーベッドに物を入れない(かけ布団もNG)
- 傾斜をつけた寝床は使用しない
かけ布団は、赤ちゃんが動いた際に巻きついたり、寝返りをした際に窒息してしまい、最悪の結果をもたらす恐れがあります。
また、はき戻し対策のクッションや、よく眠れる傾斜のついたグッズがありますが、保護者の見守りがない状態で使用するのは危険です。
CPSC(米国消費者製品安全委員会)は、睡眠時の傾斜が10度以上のものを販売中止としています。
安全な寝床を整え、安心してネントレに挑みましょう。
参考:CPSC(米国消費者製品安全委員会)
日中はスキンシップを意識する
ネントレっ子は、添い寝っこにくらべ、スキンシップがどうしても少なくなります。
日中はたくさん抱っこをし、一緒に遊んであげましょう。
- ずっとかまっていられない
- 少し休憩もほしい
そんな考えも浮かぶことでしょう。
1日15分、テレビもスマホも見ず、子どもに集中する時間を作るとよいとされています。
量より質。赤ちゃんとの楽しい時間を楽しみましょう。
生後6カ月未満は無理しない
一般的なネントレは生後6カ月からが推奨時期とされています。
6カ月までの赤ちゃんは、ネントレをしても認知能力が追いついていないからです。
低月齢のときの夜泣きは耐えるしかないの?
いますぐに夜泣きを改善したい!
と思う方もいるかもしれません。
実際に私が2人目のときに行った新生児からでもできるやさしいネントレについて別の記事でまとめたので参照してみてください。
室温、湿度に注意する
室温:冬は20度前後、夏は24度前後を目安に整えましょう。
湿度:40~60%を目安にします。
数値はあくまでも目安ですが、生後3カ月以上の赤ちゃんは大人より暑がりなことが多いため、大人がすこし肌寒いと感じるように整えてください。
特に冬は、寒い思いをさせたくないからと厚着をさせてしまいがちです。
しかし、暑すぎるとSIDS(乳幼児突然死症候群)の原因となるため、厚着をさせず、エアコンなどで室温を整えるようにしてください。
赤ちゃんの体調不良時は中断する
体調不良のときは、ためらわずに抱っこや授乳で寝させてあげましょう。
大人でも、体調が悪いとなかなか寝付けませんよね。
それは赤ちゃんも同じなので、存分に甘えさせてあげましょう。
体調が回復してきたらネントレ再開しても大丈夫です。
泣き続けているときは原因を探してみる
1時間以上泣き続け、寝付けない時は、ネントレ以外の原因も探してみましょう。
空腹、おむつ、暑い、寒いe.t.c.
不快を取り除くことで寝付いてくれるかもしれません。
親のメンタル第一に!うまくいかなくても焦らない
ネントレの期間は赤ちゃんの泣き声を聞き続けないといけません。
親としては不安になったり、うるさくてイライラしてしまうかもしれないです。(私は後者です(笑))
泣いているのを見守る時間は片耳にイヤホンをして動画をみたり、本を読んで過ごすのもいいかもしれません。
あまりに不安が強ければ、添い寝に戻るのもひとつの手だと思います。
親が幸せじゃないと子どもも幸せにできませんからね。
まとめ
ネントレは安全に行うことで、親子ともに快眠でき、幸せに暮らす手助けをしてくれるものだと確信しています。
この記事が、寝かしつけに悩む保護者の方の手助けになれたらうれしいです!
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