産後の看護師と考える腰痛対策3選

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  • 若いころはよかったのに最近腰が痛い
  • このまま看護師としてやっていけるかな?
  • 腰痛に悩まされない働き方ってあるの?

看護師9年目、30代に突入した秋月おいもです。

精神科療養病棟につとめて4年目。その間2人の子どもを妊娠、出産しました。

20代前半、若いころは看護師の先輩たちが「腰が痛い」と言っているのをみて、失礼にもひとごとのように感じていました。

しかし、経験してみたらわかりますね。

妊婦の腰の辛いこと!

みごとに腰痛を発症してしまいました。

産後でなくても腰痛は、看護師の職業病といえるでしょう。

看護師9年目、2人の子どものママの私が実践している腰痛対策をまとめてみました。

目次

1.無理はしない

1.安静の期間

結論からいうと、ずっと横になるようなことは避けましょう。

理由は、安静にしすぎることで筋肉が硬くなっていき、長期的にみると腰痛の悪化につながるからです。

痛くない程度の軽い動きを続けましょう。

痛みが出てくるような動作は炎症を悪化させるので禁物ですよ。

2.施設にある福祉用具を積極的につかう

職場にスライディングシートやリフトがある場合は積極的に使用しましょう。

たまに「わたしは力があるから移乗します!」と名乗りをあげてくれる人がいますよね。

わたしも20代前半は先輩に気をつかい積極的にひとりで移乗していましたが、今ではみんなに頼ってその場にいるスタッフ全員で移乗しています。

3.コルセットを使う

姿勢を固定してくれ、無理な動作は行わないようになります。

わたしも勤務時間はずっとサポーターを巻いています。

調子に乗って巻かない日が続いたら途端に腰痛がでてきました。

注意点としては、日常生活ではなるべく外して過ごすということです。

つねに使用していると筋力が低下し、かえって腰痛を悪化させる原因となるためです。

産後ママが使っているコルセット

4.人に頼る

どうしても痛むときは「実は腰が痛くて・・・」と相談するような形で腰痛アピールをしています。

性格的にひとに頼ることがニガテな人もいるかもしれませんが、自分の体は一生ものです。

うまく周りに頼っていきましょう。

2.休息をしっかりとる

1.お風呂につかる(注意点あり)

腰がうずくような日はお風呂にゆっくり浸かるようにしています。

注意点として、ぎっくり腰になりたてのひとは入浴は避けたほうがいいようです。

理由としてぎっくり腰のときは筋肉が炎症を起こしていて、温めることで炎症が進んでしまうからです。

ぎっくり腰のときには腰を冷やすようにしましょう。

2.睡眠不足は最大の敵

寝不足はストレスに大きくかかわっていて、ストレスにより筋肉が硬くなってしまうようです。

寝不足により体がだるく感じ、適切なボディメカニクスをとる元気もなくなってくる経験があります。

しっかりとした姿勢で介助をしないと腰痛の原因になりますよね。

また、睡眠不足により痛みを感じやすくもなるようです。

メンタルヘルスのためにも身体のためにも睡眠時間は確保しましょう。

3.ストレッチをスキマ時間に行う

ストレッチは筋肉の柔軟性を高めるために効果的です。

1日5分でもかんたんな体操をすることで腰痛予防になるといいます。

私も、トイレに行ったり、水分補給のついでにストレッチを行うようにしています。

からだのコリが、少し和らぎ体が軽くかんじます。

3.腰に負担の少ない職場に転職を考える

1.眼科

診察の補助や治療内容の患者さんへの説明、器具の洗浄などが主な仕事です。

ただし、日帰り手術を行っている職場ではオペ対応をしなくてはならないため注意が必要です。オペでは前かがみの姿勢をとるため、腰痛持ちにはキツいです。

2.耳鼻科

耳鼻科も眼科同様、診察の補助や治療内容の説明、器具の洗浄などが主な仕事です。

無床クリニックに勤めていたという同僚にききましたが、腰を痛める姿勢はあまりなかったということでした。

3.産業看護師

産業看護師といえども勤める企業によって仕事内容が変わるようです。

・医療機器メーカー・・・営業サポートやコールセンターなど

・治験を受託している企業・・・治験コーディネーターなど

・製薬会社や保険会社・・・コールセンターでの電話対応など

・一般企業・・・健康診断や健康に関する集団指導、メンタルヘルスチェックなど

いずれもデスクワークが多く、腰をかがめたりする動作は少ないでしょう。

長時間すわりっぱなしは禁物なので、適度なストレッチを心がけるようにしてください。

4.治験コーディネーター

治験を行う際の書類の作成や被験者の募集、服薬状況や副作用などの記録、医師からの説明の際の立ち合いなどを行います。

身体を積極的に動かす仕事内容ではないので、腰への負担は少ないといえます。

5.移乗、入浴介助なしのデイサービス

利用者のバイタルチェックや見守りが主な仕事内容となるため、腰痛のある看護師が働きやすい職場でしょう。

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腰に違和感を抱えながら負担の多い職場をつづけていくのは大変なことです。

不安な気持ちがあるなら、スッパリ転職を考えるのもアリですね。

幸いにも看護師は需要の多い職業です。

専門分野未経験でも転職先に困る心配はないでしょう。

看護師9年目、三十路のわたしが考える腰痛対策でした。

まえにも書きましたが、自分の体は一生ものです。

悔いのない人生のためにも自分のからだをいたわりながら仕事をしていきましょう。

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この記事を書いた人

幼き子ども2人のママ看護師。
子どもを優先にした生き方を考えたい!
看護師のゆとりある働き方を考えたい!
たった一度の人生、悔いのないように生きていきたい!
の思いをもち、ブログを執筆中。

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